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バンコク 海外キャッシングの結果(落とし穴と注意点)

バンコク到着時に空港のATMで海外キャッシングした際の利用明細が届いたので報告したいと思います。

空港では特にどの銀行と決めずに、見つかった使用できるATMでキャッシングをしました。キャッシングした金額は15,000バーツでした。その際のATMの表示画面がこちらです。


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両替レート100円あたり21.69バーツに両替と表示されていますが、当日のMastercardの公示レートだと24.01バーツですので、こちらと比較して相当レートが悪いです。さらにATM手数料220バーツの請求です。

15,000バーツの引き出しにあたり日本円で合計70,171円という内容が書かれています。経験上、ATM手数料は自分の利用しているセディナカードは支払う必要が無いのが分かっていたので無視できるとして、両替レートの悪さは見過ごせません。

そこで迷わず画面上の『Continue Without Conversion』を押して現金を引き出しました。

結果、カード会社から届いた利用明細の画面がこちらです。

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利息を除いての利用額は63,190円ですので、ATMでの提示額とは結構な差が付きました。100円あたり約23.73バーツですので公示レートより少し悪いくらいです。この差は隠れコストで、どこかしらの収益になっているはずですがこれは仕方ないですね。

利息分も含め早々に繰り上げ返済をしておしまい。


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英語に自信がないと日本円で表示されると安心してしまいます。ガイダンスに促されて悪いレートでも疑問を持たずに決済してしまいそうですが、お得な方法はどちらか賢明に判断したいところです。

この両替レートの差はATM設置の銀行側で両替しているか、クレジットカードのブランド側(JCB、VISA、Masterなど)で両替しているかの差だと思います。

よくATMの両替レートが悪質レートと呼ばれますが、国内でも銀行窓口で外貨両替をすると良いレートとは言えないので、同じことではないかなと考えています。個人的にですが。