見知らぬ街の見慣れた空

勤め人を辞めて暮らすように世界中を旅する生活

スワンナプーム国際空港から入国③ATMの手数料とレート

前回のつづきでATMを探して空港内をうろうろした話です。

結局、見つけることが出来ないまま電車の駅まで来てしまいました。

電車の券売機があってそこに向かう手前に両替所が一軒あり、面倒だしこの際、多少のレートの悪さは我慢して両替でも良いかと頭をよぎった瞬間、両替所のすぐ隣にATM発見!

早速クレジットカードでキャッシングを試みます。とりあえず10,000バーツを下ろそうとしますが、エラーが出ます。内容を読むと十分な現金がありませんと!おい!こらっ!!そうやって両替所で両替させる手かと思いました。

とりあえずその両替所はスルーしてもう少しALRの改札に近づくと、ATMが二台も並んで設置されていました。

f:id:Familiar-skies:20240416102104j:image

一台は他の人が使用中だったので、もう一台でキャッシングと思ったらこちらも同様にエラーで失敗!使用中だったもう一台で試みると今度は成功。やっと現金を手に入れられたのでした。

驚いたのは画面に表示されたATM手数料220バーツの請求とコンバージョンのレートの悪さでした。この点の詳細は請求額が確定したらまた記事にしたいと思います。

 

さて、駅の改札の脇の通路をさらに進むと、何件もの両替所が並んでました。タイバーツへの両替はスーパーリッチを始め、良レートで両替が可能と情報があるので、クレカキャッシングを避けたい方は両替も良い手段だと思います。

 

スワンナプーム国際空港から入国②ATMの場所

スワンナプーム国際空港に着いて、入国審査、荷物の受け取り後の行動についての記録です。


f:id:Familiar-skies:20240416092947j:image

入国審査はイミグレーション(入国管理)でパスポート提示と、指紋と顔写真の撮影のみで質問も何もなし。タイまでは片道チケットなので、出国の航空券の提示を求められ覚悟で用意していましたが、今回は確認なしでした。長期滞在が二度目、三度目となってくると確認されるようになってくるのかな。

 

空港から宿泊先の移動は当初から電車移動でと決めていたので、まずは空港の各所にある案内の看板を見ながらエアポートレイルリンク(以下ARL)の駅を目指します。

ALRはまだクレジットカードでのタッチ乗車へ未対応の為、乗車用のトークンを購入するのですが、タイバーツを持たずに来たのでまず現金を入手することにしました。

バッゲージクライムからほぼノーチェックで制限エリアを出ると、すぐに空港の到着ロビーです。

旅行者と送迎やツアーガイドの出迎えでごった返していました。出てすぐの所にATMがあったのですが、あまりに人が多いので避けることに。ちなみに並んでいる人はいませんでした。

ATMを探しながら、エスカレータを下って行きますがATMが見当たりません。

ネットの情報では空港最下層(地下なのかな)にあると見ましたが見当たりません。

探しながら歩いているとARLの駅入り口に着いてしまいました。つづく

 

スワンナプーム国際空港から入国①税関の変化

タイに入国した際の事を少々記事にしたいと思います。


f:id:Familiar-skies:20240414134620j:image

日本の国籍を持っている旅行者は現在、30日以内の滞在であればビザなしでタイに入国ができます。

 

自分のような生活をしようとすると常にビザの要非は気になります。到着時にビザが取得可能なアライバルビザなら問題無いですが、事前に取得が必要な場合は飛行機にすら搭乗できなかったりして、その後の予定が破綻しかねないので。

その点、タイは問題無いのでスタートの国としては最適だった一つの理由です。

 

海外旅行に行くと、大体の国では税関の申告書と入国カードの提出が必要で、到着前に航空機内で記入したという経験をしてきました。ボールペンを忘れCAさんに借りてギリギリになって書いたりもしました。

近年ではコロナウィルスの蔓延以降は日本を含め電子申告の国も増えています。

ただ、手書きであれ電子申告であれ、記入事項の全ては本当に必要なのか?とずっと疑問でした。滞在予定先なんて書かせて意味ある?本当に悪いことする奴は本当の滞在先は書かないでしょっと。

 

2024年4月現在ではタイに入国の際には入国カードも税関申告のどちらも記入も電子申告も不要でした。旅行者にとっては大歓迎な措置だけど、税関申告が不要ってどうゆうこと?何でも持ち込み放題なの??

今まで申告書の記入が面倒だと思っていたのが、やっぱり必要じゃないのって考えが変わった一日でした。

 

 

 

記念となる国

日本を出国をし、記念すべきスタートとなる国に到着しました。

その国はタイ王国です!到着したのはバンコクスワンナプーム空港。


f:id:Familiar-skies:20240414104634j:image

空港に着いてまず感じたのはただひたすらに暑いでした。

タイ訪問は今回で3回目になり、初入国では無いので新鮮味という意味ではあまり感じるものは無かったのだけど、初めて来た際からとても広い立派な空港だなと毎回驚きます。きっと国の威信をかけての大プロジェクトとして建てられたことだろう。


f:id:Familiar-skies:20240414104916j:image
f:id:Familiar-skies:20240414104853j:image

今までスーツケースを使わずに、バックパックでの旅行が多かったので、入国審査の後はすぐに空港を出られたのだが、今回からはさすがにスーツケースを使うことにした。その為、バッゲージクライムで一旦足止め。エコノミークラスの私は30分以上は待っただろう。正直その待ち時間はしんどかった。

ただ待つだけでする事も無いので、スーツケースが出てくる間に空港wifiに繋いだりして時間を潰していた。

自分は気が付かなかったがATMがこのエリアにあるらしいので、現金を引き出す方はこの時間に済ませておいては?

 

出発前日

いよいよ明日、日本を出国します。

2016年にいろいろな国に住んでみようと考え初めてから丸8年が経ってしまった。

当初、6年間掛けてこの計画の準備をしていこうと決めたのだが、途中で気が変わり5年間に短縮して出発するつもりだった。修正後の計画では2021年春に実行するつもりだったのだ。

しかし、2020年に全く想像もしていなかった新型コロナウィルスの出現で計画が大きく変わってしまったのだ。

当時は世界的な混乱も一年程度で終息すると考えていたので、予定どおり2021年にスタートできると考えていたのだが、ご存知のとおりそんな甘くなかったというのが現実で、計画より3年も開始が遅れてしまったのだ。

会社に退職を伝えてからずっとそうなのだが、あまり自分の事として実感を得られず、家の片付けやら諸々の手続きに追われ、それを単純作業のようにこなす生活がこのところ続いていた。

その為、あまり出発してからの計画や生活に関して考える余裕が無かったというのが正直なところです。

昨晩、滞在予定の部屋の近隣を地図で調べたりしていたら、やっと実感がわいてきた。

一度だけの自分の人生、どうなることやら。でも、不安は全く無い!!

プライオリティパスを手にして思った事

先日、クレジットカード付帯サービスのプライオリティパスに申し込み、それが手元に届いた。説明するまでも無いけれどプライオリティパス会員証は、国内外の空港でラウンジを利用するための会員証であり、ビジネスや旅行の際に非常に便利なサービスです。

初めての保有でカード到着を楽しみにしていたので、開封する際には少しワクワクしていたのだが、いざカードを取り出すと名前と会員番号等の情報がエンボス加工されていた。

これには正直、興醒めしてしまった。

この手の会員証でエンボス加工で情報を印字する意義が解らん。

エンボス加工だと、カード自体が厚くなって財布の中でかさばるから嫌なんだーと叫びたいくらい。もうクレジットカードやらキャッシュカードで財布はパンパンです。

でも、プライオリティパス自体は非常に便利であり、空港での快適な滞在をサポートしてくれることは間違いありません。ラウンジでの待機時間を快適に過ごすことができるため、ビジネスや長距離の旅行の際には特に重宝するアイテムだと感じています。

今後もプライオリティパスを活用して、より快適な旅を楽しんでいきたいと思う。

物を持たず

会社に退職を伝えてから3ヶ月ほどが経ち、現在は有休消化中。
住んでいたマンションを引き払うと同時に、全ての家具や家電を処分したことで驚くほど身軽になった。しかし、そのプロセスは思った以上に困難で、身体的にも精神的にも非常に消耗するものだった。物を捨てることの難しさを改めて痛感した。

正直に言うと、この経験を二度と繰り返したくはない。今では、必要最低限の衣類や物しか持っていない。それでも、生活の中で物が多すぎると感じるようになってきた。生活そのものが旅になるというのは、持ち物を減らすことが必要不可欠だとつくづく感じる。

もともと私は買い物も持ち物も少ない方だったが、これからはさらに物を購入する際には慎重になるだろう。物を持ち過ぎず、必要なものだけを大切にしようと思う。

 

住まいを引き払うという決断は、私にとって大きな節目となった。退去する準備は家具や家電を処分することから始まった。捨てるものを選ぶ作業は思ったよりも時間がかかった。物を手放すという行為は、その物が持つ過去との繋がりを断つことを意味し、それがなかなか難しいものだった。

また、単に家具や家電といった大きな物の処分は負担が大きかった。退去当日まで物を処分しながら日常生活も成立させなければならず、捨てるタイミングなどを常に考えながら計画を立てる必要があったからだ。

しかし、一つずつ物を手放す作業を続けるうちに、心の整理もできたように感じた。物を手放すことで、新たな生活が始まるのだと思えるようになり、気持ちも前向きになっていった。

 

今では、必要最低限の持ち物で充分だと感じている。物を持ち過ぎることで生じるストレスや負担がなくなったことで、心にも余裕が生まれたように思う。

また、物を手放す経験をして、購入する物を選ぶ際には、本当に必要なものかどうかをよく考えるようになった。無駄な物を持たないことで、自分の生活をよりシンプルで豊かなものにすることができると感じている。